2022年の動画広告市場は、昨対比133.2%の5,601億円に到達。2023年には7,209億円、2026年には1兆2,451億円に達する見込み。
「TVer」などテレビ番組の再放送を動画配信サービスで視聴するユーザーが増加するなかで、
2022年11月から12月にかけて、新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」による
「FIFA ワールドカップ カタール 2022」全64試合無料生中継がおこなわれたことなどにより、
動画配信サービスをコネクテッドテレビで視聴する生活様式が定着しつつあります。
近年ショート動画が若年層ユーザーを中心に大きな支持を得ており、その視聴時間が増加しています。広告主企業によるショート動画を活用したユーザーとのコミュニケーションに対する関心の高まりを受けて、大手広告プラットフォームでは、これに対応する新しい広告フォーマットの開発・提供が進んでいます。このように動画広告需要の多面的な広がりを受け、2022年の動画広告市場規模は、昨年対比133.2%となる5,601億円と高い成長を遂げました。 スマートフォン向け動画広告需要は前年対比132.7%の4,621億円にのぼり、動画広告需要全体の83%を占める見込みです。 また、コネクテッドテレビ向け動画広告需要は昨年対比157.0%となる540億円と、急成長を遂げました。